人は体の不具合に直面した時に「なぜこんな事に?」と思うケースが多いようです。
もちろん中には原因がはっきりと分かっているケースもあるでしょう。
しかし、例えば当院に関して言えば、ほとんどの患者様は突然ある日、問題が湧いて出たように感じているようです。
おそらく病気になってしまった方も、ほとんどの場合は「なぜ自分が?なぜ今?なぜこんな事に?」
と思われているのではないでしょうか。
しかし体は理由なく不具合を起こすことはありません。必ずそうなるに至った理由が、その方の人生のどこかにはあったはずです。
そういった意味では、どんな不具合であれ体に起こった事は必然であり、当然の帰結だと言うことが出来ます。
そう考えれば、あなたは自分の体に対しては責任があります。
もちろん、どのように扱おうとその方の自由ですが、長年ないがしろにしておいて、問題が起こった時に自分の体に対して腹を立てるというのでは、あまりにも体がかわいそうではありませんか。
ついつい私たちは日常におわれて体の存在を忘れがちですが、一日に一度は体をいたわり感謝する時間を持ちましょう。
別に湯船の中でも構いません。
体とは仲良く、よきパートナーとして人生を歩みましょう。
お互いにね。