交感神経と副交感神経という言葉を耳にしたことがあるかと思います。
簡単に言えば交感神経は仕事中のONの状態、副交感神経は逆にリラックスしているOFFの状態の時に優位になります。
いわゆる自律神経と言うものですが、手足を動かす時のように私たちがいちいち命令しなくても、勝手に働いてくれます。
交感神経と副交感神経は表裏一体なわけですが、現代社会では一日の終わりに体や精神をOFFに出来ていない方がたくさんおられます。
このような方は体を触れば分かります。
最も分かりやすい特徴は脊柱起立筋群という、背骨に沿って付いている筋群に継続して緊張し続けきた痕跡が見られる、という部分です。
交感神経が優位な生活が続くと、自律神経のバランスが崩れてきます。
ゆえに一日の終わりには意図的に副交感神経が優位になるように心がけましょう。
簡単に言えばシャワーで済まさずに湯船に浸かる事や、仕事のことは家では考えない、自分が好きな事、リラックス出来る事をする、などの方法があります。
他にも深呼吸や腹式呼吸なども意図的すると良いでしょう。
眠る前やお風呂の中でも簡単に出来ます。
湯船に浸かりながら仕事の事を考えるなんてもっての外ですよ。
一日の終わりには、スイッチを切る、体や精神をOFFにするという意識を持って下さい。
いつかどこかで、あなたの心や体がパンクしてしまわないために。