整形外科では保存療法というものに力を入れていない事は、既に多くの方がご存じのことと思います。
簡単に言えば「手術か、しからずんば放置か」の二択のような状態です。
今すぐに手術が適応のケースでなければ、痛み止めの薬や湿布を渡された上で、とりあえず様子を見ましょう・・・・ということになります。
様子を見る、というと聞こえはいいですが、これは放置しているのと同じ事では?
うんと酷くなって手術が必要になったら、私は頑張りますがね、そうなるまでは知りませんよ・・・・と言っているようではありませんか?
とは言え、中には不必要な手術を勧めてくるドクターすらいる事を思えば、「何もしない」のはまだマシな方と言えるのかもしれません。
もちろん立派な整形のドクターもおられるでしょうが、みなさんは盲信してはいけません。
確かに手術が適応のケースもあります。
しかし、まずは保存療法を試してみるべき場合の方が多いのは言うまでもありません。
即手術と言われた場合でも、セカンドオピニオンという選択も考えるべきです。
私自身、この耳で多くの病院の恐ろしい話を聞いてきました。
何でもない手術中に亡くなった方の話も知っています。
どうかみなさん慎重に。
もちろん最初から医師や病院に命を預けねばならない状況に陥らない事がベストなのは言うまでもありません。
お互いに自分の体、健康は自分で守りましょうね。