人間の体には構造的に負荷やストレスがどうしてもかかりやすい場所があります。
例えば背骨には椎間板というクッションのような機能を果たす軟骨があります。
この椎間板には、若い頃には水分がたっぷり含まれていますが、時間の経過とともに水分は失われ、平べったくなっていきます。
年齢を重ねると、ある段階から背が縮んでくるのは、この椎間板の厚さの変化が関係しています。
たとえ良い姿勢の方であっても、頚椎の下部、腰椎の下部の椎間板は、他の椎間板と比べると劣化は早く起こる傾向があります。
この部分は二足歩行で活動するがゆえの、人間の弱点であると言えます。
しかしそれとは別に、人それぞれに弱点となる部位というものがあるものです。
僕で言うと腰です。
その昔、僕は水泳をしてましてね。バタフライを専門種目にしていましたので、腰にはダメージが刻まれているわけです。
ゆえに疲れやストレスが溜まると「腰痛」という形で体に現れます。
みなさんもそんな弱点をお持ちかもしれません。
しかし弱点がある事を憂うよりも、知らずにストレスや負荷が溜まってきているというサインを発してくれる場所だと考えれば、そう悪い事でもありません。
だって何もなければ、どこまでも無理できてしまいますし、自分の体をいたわる事もしないでしょうから。
カラータイマーがある事に感謝ですね。