頭痛について

頭痛はいくつかのタイプに分かれますが、シビアなタイプのものでは仕事はおろか日常生活にも支障をきたすケースも少なくありません。吐き気をもよおしたり、嘔吐する事もあります。しかし現時点では有効な治療法がなく、薬を飲んで緩和させるむ以外に方法はないというのが一般的な認識でしょう。

みなさんはご存知ないかもしれませんが、世界中の多くのカイロプラクターが｢頭痛の治療、改善｣を得意分野にしています。

その理由は実は簡単です。多くの頭痛は頚椎周りの構造にストレスが蓄積される事で起こりますが、カイロプラクティックのアプローチが頚椎の関節や筋肉、筋膜を良い状態に戻すのに効果的だからです。

例えば筋緊張型頭痛では筋肉をほぐしたり、温めたりすれば症状が楽になる傾向がありますが、片頭痛の方が同じことをすると悪化する傾向があります。

そのようなケースでは、上部頚椎の関節を整える方法がより有効に機能します。環軸関節、後頭環椎関節の不具合が頭痛の原因になる事は、カイロプラクティックの世界では広く知られていますが、残念ながら一般的にはほとんど知られていません。

私たちがあつかう領域ではない脳腫瘍やくも膜下出血なども頭痛を生じますが、命に関わるこれらのケースでは早期の鑑別が必要です。

もし以下に当てはまる症状があればしかるべき施設での検査をおすすめします。

頭痛の原因となる要素

現代社会では頭痛の原因となる要素は数多くあると思われますが、ここでは代表的なものをいくつか挙げてみます。
ちなみにカイロプラクティックの世界では首や後頭部周辺の問題、例えば後頭下筋群の過緊張や環軸関節、後頭環椎関節の不具合などが頭痛につながる事が知られています。

通常カイロプラクティックの世界では頭痛に対しては頚椎(首の骨)を診ます。多くのカイロプラクターは7個ある頚椎の中で、一番上と二番目の骨である環椎と軸椎に注目します。他の背骨の関節と違って環椎と軸椎の間には椎間板がなく、棒軸にワッカが乗っかっているような特殊な構造のために、ゆがみを生じやすいのです。

環椎のゆがみは頭痛はもちろん、あらゆる不調の原因となり得ると考えているカイロプラクターもたくさんいます。おそらく多くのカイロプラクターが頭痛に対しては環椎や軸椎の矯正が有効であるという認識を持っているはずです。

しかし私はそれだけでは充分ではないと考えます。

頭痛を有効に予防するためには環椎、軸椎だけでなく、頚椎エリア全体を出来る限り良い状態に保つ必要があります。

ストレートネックの方は構造的に首と頭の付け根にある筋肉(後頭下筋群)にストレスがかかりやすいので、特に注意が必要です。この筋群の緊張はダイレクトに頭痛の原因となり得るからです。
背中(胸椎)の状態も頚椎には大きな影響力を持っています。多くのケースで胸椎の矯正も必要となります。
もちろん日常の姿勢や座り方、ストレッチなどもとても大切です。

頚椎の矯正というと怖いイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、カイロプラクティック・ブリーズではゆるやかな方法で施術いたしますのでご安心ください。実際に頚椎を調整していると、ほとんどの方が眠ってしまうほどですから。

※ブリーズの頭痛サイト頭痛の治療について

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