子供のゆがみについて

「子供はまだゆがんでいない」という認識をお持ちの方もいらっしゃいますが、そんな事はありません。大人と変わらず、ゆがんでいる子供はたくさんいます。

通学途中の半ズボンの子供たちを後ろから観察してみればよく分かります。膝の裏のシワを比べてみてください。左右で高さが違う子供がたくさんいますから。

子供のゆがみはおもに筋肉のアンバランスなどが原因ですが、中学生にもなればそれだけでなく、骨の形レベルのゆがみを持っている子供も珍しくありません。骨リモデリングといって、人間の骨は毎日少しずつ作り直されています。

最初はゆがみの原因が筋肉のアンバランスであっても、ゆがんだ環境が長く続けば、やがてはそのゆがみに適応した骨の形になってしまうのです。

原因となる要素

日常的な姿勢や座り方、体の使い方や何らかの悪習慣、クセ、または遺伝的な要因などあらゆることが原因となり得ます。

例えば女の子がよくする横座りがありますね?膝を左右どちらかに倒す座り方です。

左右まんべんなく横座りしてるケースはほとんどありません。つまりいつも同じ方向に膝を倒して座っているわけです。

これは股関節や骨盤がゆがむだけでなく、スネの骨(脛骨)がねじれる原因にもなります。

子供のゆがみ1

さらに絵を見ても分かるように、背骨がゆがむ原因にもなります。
最初は背骨のゆがみは2次的なものですが、時間がたてば骨レベルのゆがみとなり得ます。


最近は重そうなバッグを肩から斜めにかけて通学している中高生をよく見かけますが、もちろんこれもゆがみの原因となります。

子供のゆがみ2

学校で指定されているものであればやむを得ませんが、せめてバッグをかける方向を行きと帰りで変えるぐらいの気遣いは体に対しては必要です。

しかし実際には日常的に斜めや片側にバッグをかけている人は、いつも同じ方向にかけているケースがほとんどです。

日常的な要因ほど、長期的には体に大きな影響を与える原因となります。

改善への道筋は?

基本的に子供は大人と比べれば施術に対する反応はいいですが、中高生にもなれば骨レベルのゆがみを持っているケースも少なくありません。

特に子供の場合は施術だけではなく、日常的な姿勢や座り方から矯正する必要があります。

そうすることで大人になってから肩こりが・・・腰痛が・・・・といったリスクを最小限にする事が出来ます。

ゆがみに対して神経質になり過ぎる必要はありませんが、あまりに無頓着なのも考えものです。

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