日常に潜む頭痛のリスク

ここでは日常で頭痛の原因となる要素やリスクを高める行為についていくつか挙げてみたいと思います。

髪をくくる、束ねる

ピンと来ない方もいらっしゃるでしょうが、頭痛でお悩みのあなたにとっては大きな意味がありますよ。

上部頚椎エリアへのストレスやダメージの蓄積は頭痛の原因となる、という話は最初のページで何度も言いましたが、髪をくくる事でまさに、このエリアにストレスを与えてしまいます。

これは初めて言いますが、上部頚椎エリアには後頭下筋群という重要にしてデリケートな筋肉があります。

実はこの筋群もコンディション次第では頭痛を引き起こす原因となりますが、実際に触診してみると頭痛をお持ちの方が健全な感触であったことはありません。

仕事柄どうしても髪をくくらざるをえない、という方は出来るだけゆるめにしてください。

特に髪型には拘らないという方は短く切ってしまうのもいいかもしれません。

歯ぎしり

周りの人間に指摘されるほどバリバリ噛んでいる方は少数派だと思いますが、カチカチ歯を噛み鳴らしている方はたくさんいらっしゃいます。

頭痛の方に実際に伺うと、歯ぎしりをしている自覚のある方は少数派です。

「いえ、していないと思います。」と答える方が多いのですが、実際には結構な確率でカチカチやってます。

頚椎の調整をしていると眠ってしまう方が多いのですが、まさにこの時カチカチ噛み噛みしています。

中には自覚はないが歯医者さんに歯の削れ方から見て歯ぎしりしてるはずだと言われた、という方もいらっしゃいます。

歯ぎしりもまた頭痛の原因となります。頚椎やあごの関節に悪影響を与えるのに加えて、眠っている間にあなたの体や神経がリラックスできない環境を作り出してしまうからです。

ストレスは歯ぎしりの原因となります。眠る前には神経モードをオフにする事を心がけましょう。お風呂は簡単に体を副交感神経優位にできる良い方法です。ゆっくりめに入ってリラックスを心がけましょう。

最後に頭痛をお持ちの方はシャワー派が多い事を付け加えておきます。

噛みしめ癖

歯ぎしりともかぶりますが、目覚めている状態でも歯を噛みしめている方がいらっしゃいます。リラックスした状態でれば口を閉じている状態でも、上の歯と下の歯の間には本来はすき間があるものです。

あごの周りはリラックスを心がけましょう。

顎関節

あごの骨は頭の両側にある側頭骨と関節を持っていますが、頚椎とは互いに影響を与え合うような関係にあります。実際にシビアな片頭痛をお持ちの方が第一印象で明らかに顔がゆがんでいる事は珍しくありません。

本来人間の顔や体は完全に左右対称ではありませんが、あごの位置がゆがむと顔はかなり不均衡に見えるものです。当たり前の事ですが念のために言いますよ。頬杖など顎関節に無用のストレスを与えるようなクセ、習慣は改めましょう。

歯そのものや歯並びの問題、歯ぎしりも顎関節に当然影響をおよぼします。

コンタクトレンズ、メガネ

ずばりコンタクトレンズはやめましょう。目は外に出た脳のような存在です。

脳神経は左右12対ありますが、そのうち4対が目に関わってますし、脳に何らかの異常がある時は目に症状やサインが出たりします。そこに異物をあてがうのがあなたの健康に良いはずがありません。

もちろん支障のない人もいるでしょうが、頭痛のあなたはやめて下さい。これを言うと必ず「私メガネ似合わないんですよ」と言う人がいますが、大丈夫。あなたが思っているより似合います。たぶんね。

メガネも度数やサイズ自体が合っていないと、当然頭痛のリスクとなります。とにかく目は大切にしましょう。目へのストレスは頭痛の引き金となるだけでなく、体全体に悪影響を及ぼします。

ドライアイの方も乾燥する季節は気をつけて下さいね。

特定の飲食物

特定の食べ物や飲み物に反応する事があるようです。自己申告ですのでデータとしては弱いですが、「○○を止めてから頭痛が起こらなくなりました。」という話は実際に伺います。

自分が摂取したものを記録して頭痛の発症タイミングと照らし合わせてみるのもいいと思いますよ。

日常の作業姿勢

作業をしている時の体勢や姿勢、体の使い方などは見つめなおす必要があるでしょう。

どうしても仕事上、無理な体勢にならざるをえないという方であっても、その中でも比較的ストレスが少ない、という改善バージョンの体勢なり姿勢なりはあるものです。

座り仕事の方であれば、出来る限りストレスを少なくする座り方をマスターする必要があります。これは頭痛に限りませんが、不調から回復する一番の方法、一番の近道は原因となりうる要素を全て消し去ることです。

そうはいっても明日仕事を辞めるという訳にもいかないでしょうから、せめて姿勢や体勢は改善して物理的ストレスぐらいは減らしましょう。

仕事以外でも、ひどい体勢でスマホをいじるのも当然いけませんよ。

電磁波

電磁波が人体に有害であることは日本ではあまり知られていません。というか意図的に隠されている、という印象すらあります。

電磁波に対して耐性が少ない、あるいは過敏なタイプの方にとっては頭痛どころか様々な不調の原因となりえます。そうでない方にも頭痛の遠因となりえます。

座り方を改善しても頭痛に関して全く変化がない、という一日中パソコンとにらめっこのお仕事の方は、電磁波カットグッズを試してみてもいいかもしれません。

振動

文明社会に生きている私たちはその自覚はなくても、日常的に様々な振動にさらされています。

例えば車や電車の振動は分かりやすく自覚できますが、振動の種類によっては本人には自覚がないまま長期間にわたって、人体にストレスを与える波長を持った振動にさらされ続けているケースもあるでしょう。

振動が人体に様々な障害をもたらす事は昔から知られていますが、特定の周波数を持った振動が頭痛を引き起こすことも分かっています。

例えば自分の近くに振動源となりそうな物が見当たらなくても、隣の部屋や上下の階で何らかの機械が作動している、または隣に工場などの建物があるような環境であれば振動の影響を受ける可能性があります。

たまに騒音が原因のご近所トラブルなどで凄惨な事件に発展する痛ましいケースもありますが、あれはただの知覚できる騒音のみが原因ではなく、おそらく振動によるストレスも加わって精神的にも健全ではない状態に陥っての犯行ではないかと、個人的には推測します。

振動は当人には自覚出来なくても、脳や体は影響を受けるという部分が怖いですね。

ストレス

言うまでもありませんが、あえて言います。ストレスは万病のもとです。

あなたには頑張る自由も無理をする自由もありますが、いよいよという時が来てしまったら、その時にはぜひともご自身の健康の方を取ってくださいね。

本当に大病を患ってしまったら大変ですから。

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