側弯症について
側弯というのは体を前後から見た時の、背骨の横へのゆがみ、ねじれの事です。
側弯症とひと言でいっても原因は様々で、筋バランスが原因のものもあれば、骨の形そのものや、神経学的な疾患が原因となるものもあります。
整形外科的には筋のアンバランスによる側弯、または骨レベルであっても軽度であれば「問題なし」という判断になるでしょう。シビアな側弯症に進行する可能性がないものは、おそらく問題視されないと思います。しかし私はまた違う考えを持っています。
特発性側弯症
- 女性に多く、成長期に発症します。
- 遺伝的要素があります。
- 進行の度合いによってはかなりの変形を生じます。
- 骨の成長が止まれば側弯の進行も止まると言われていますが、ゆがみ方によっては進行するケースもあります。
- 痛みなどの症状は生じにくい傾向がありますが、特に女性の場合は容姿の変化によって精神的にダメージを受けることもあります。
機能的側弯症
- 筋肉のアンバランスや骨盤から下のゆがみなどによって生じます。
- シビアな側弯に進行することはありません。
- ただ時間がたてば骨レベルのゆがみとなります。
改善への道筋は?
側弯症は直接背中の痛みや腰痛などの症状を生じにくく、猫背のような前後のゆがみよりも目立たないために発見が遅れることが多いのです。特に特発性側弯症は初期に発見して、シビアな側弯への進行を出来る限り防がねばなりません。
進行性のものかどうかの判断は側弯の角度で判断されますが、これにはレントゲン検査などが必要です。
特発性側弯症に対してはカイロプラクティックなどの徒手的療法は無力だというのがおおむね整形外科的な常識のようですが、私は違う考えを持っています。
整形外科的治療は側弯の進行を防ぐためには装具、進行してしまったケースには手術という方法がありますが、手術にはもちろんリスクがあります。
私が言えることは、「装具」「手術」以外の選択肢もあるということです。
機能的側弯症も放置して得する事は何もありません。
機能的なゆがみであれば、カイロプラクティックの施術に対しては良い反応が得られます。
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