猫背

一般的には丸い背中は猫背という言われ方をしますが、正確には胸椎の後湾の角度が大きい、という状態です。人間の背骨は横から見た時にS字型のようなカーブがあります。頚椎と腰椎は前へカーブしていますので、胸椎はなめらかな後ろにカーブを描きながら首と腰を繋ぎます。

通常の背骨の湾曲
通常の背骨の湾曲

つまり胸椎が後湾していること自体は普通のことなのですが、この後湾の角度が強すぎると、首や腰に大きなストレスを与えてしまいます。もちもん背中自体にも良くありませんし、何より背骨の中にある脊髄にストレスを与えてしまいます。

猫背タイプ1
猫背タイプ1
 猫背タイプ2
猫背タイプ2

脊髄は脳の延長のような神経の塊ですが、背骨の中にある脊柱菅というスペースにおさまっています。本来は脊髄の形は背骨の湾曲にフィットした形になっていますので、背骨の湾曲に乱れが生じて形が変わってしまうと脊髄にもストレスを与える結果となります。

人間の生命活動は全て神経活動によって行われていますので、脊髄にストレスがかかる事で私たちの体が本来持っているはずの能力が充分に発揮できない状態に陥ってしまいます。
それに加えて当然見た目も格好がいいとは言えません。

治療への道筋は?

猫背矯正とひと言で言っても、程度によってプロセスは異なります。
若干姿勢が悪いというレベルであれば、例えカイロプラクティックの施術を受けなくても、ストレッチや日頃の姿勢、座り方などを注意する事で、おそらく改善は可能です。

ただ誰が見ても明らかに背中が丸いというレベルになると、おそらく自分の力だけで何とかする、というのは難しいでしょう。

例えば枕や折りたたんだ座布団などのを背中の下に入れて、上向きに寝転がって伸びをした状態を1~2分キープするようなストレッチは普通に有効ではあります。

ただそれだけでは背骨の個々の関節にはアプローチ出来ません。背骨は24個の骨が連なって出来ていますがそれぞれの骨の上下には関節があります。

猫背の方は背中の後湾が大きい方ほど、胸椎の関節の動きが失われている傾向があります。実際に猫背の方は背中を後ろに反らす動きが苦手というか、伸展方向の可動域にかなり制限があります。

この状態では例え自分自身でいくら良い姿勢を保とうと努力しても難しいでしょう。これは純粋に意思や根性の問題ではなく、可動域の問題だからです。

施術においては胸椎全体のカーブをなだらかにする事が目標になりますが、そのためには個々の関節にアプローチして可動域を取り戻していく必要があります。

関節が動くようになってくれば、背中を後ろ側に反らす方向の可動域も上がってきますし、日常でも良い姿勢をキープしやすい状態になってきます。

ただ胸椎の後湾の角度がとても強い方、丸い背中で長い年月を過ごしてこられた方は、完全になだらかな胸椎のカーブを取り戻すためにはある程度の時間は必要でしょう。

そのような状態の方は単に「姿勢が悪い」とか」歪みがある」のではなく骨の形レベルでも問題がある事が多いからです。

人間の骨は骨リモデリングといって日々常に作り直されています。つまり長い期間特定の姿勢でいるとその状態に適応した骨の形になってしまうのです。

ただ逆に言えば例え骨レベルで変形していても、良い姿勢を習慣的に保てるようになれば、骨の形すら変えられるという事もまた事実です。

猫背の矯正において一番大切なのは、あなた自身の日常での意識です。せっかく施術を受けて頂いても、その後ひどい姿勢でスマホを長時間いじる、という具合ではなかなか効果は上がらないでしょう。

もちろん当院では施術だけでなく正しい姿勢、座り方の保ち方や猫背に有効なストレッチなどもお教えしています。私と一緒にスッキリした背中を目指しませんか?

大阪市平野区のカイロプラクティック・ブリーズ
tel:0667927531お気軽にお電話下さい。

東住吉区や生野区、松原市や八尾市からもお越し頂いています。