体に現れる不具合には原因があるはずです。
私たちの体は耐久力、柔軟性、自然治癒力などを備えてます。
ゆえにある程度は無理が効くというか、どんな環境であっても適応しようと頑張ってくれます。
しかしそれが許容範囲を越えると、何らかの形でサインを出してくれます。
何らかの症状がある日突然に生じた時、人はなぜ今?なぜ自分が?なぜこんな所が痛い、あるいはしびれるのだろう?
と思いがちですが、実際には必然というか、起こるべくして起こっているのです。
バケツから水が溢れた時に症状が現れると考えれば分かりやすいかもしれません。
溢れた時に問題が起こったように思えても、実は以前から蓄積されていたものがあったという事です。
たとえ小さな原因であっても、蓄積されていけば体には大きな負荷がかかります。
特定の部位を消耗するような動きや体勢、体の使い方をし続けるような場合は特にです。
とは言え現代社会では、仕事上避けられないという部分も大いにあるでしょう。
それでも原因を最小にする努力は出来るはずです。
例えば座り仕事の方は、座り方次第では体にかかるストレスは大きく変化します。
力仕事の方であれば体の使い方次第で、ストレスが特定の部位に集中するのを防ぐこともできます。
ちょっとした事であっても毎日積み重ねれば、将来的に大きな差が生まれる事は間違いありません。
「原因」の部分を出来る限り小さくする。
これが最も大切な事と言っても過言ではありません。
どうかみなさん、気を付けて下さいね。